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P2G プロジェクト事例集成Ⅳ (2022) 南欧・北欧・中近東・その他編

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本資料の概要

・発刊日:2022年5月11日
・体裁:PDF(ワード)87ページ+エクセルデータ
・定価:CD-ROM版:(本体価格60,000円+消費税)

本資料の特色

「Power to Gas」は、特に欧州で再生可能エネルギーの導入拡大を担保するエネルギー貯蔵技術として、またカーボンフリーのe-fuel製造技術として注目されてきました。「Power to Gas」は、風力発電や太陽光発電の巨大ファームの建設と水電解によるグリーン水素製造、ガスパイプラインへの注入によるエネルギー貯蔵という一連のチェーンだけでなく、その水素を活用した製鉄技術の革新、カーボンフリーアンモニア製造プロセスやe-fuelの製造、燃料電池車への直接供給、燃料電池による利用など、多岐にわたる水素バリューチェーンを実現しつつあります。欧州は長い準備期間を経て2020年7月に「欧州水素戦略(EU Hydrogen Strategy)」を公表し、EUが目標としている2050年までの気候中立や、パリ協定の目標達成という公約に沿って、水素を主要なエネルギー資源として位置付けるとともに、アフターコロナの経済再生戦略の柱として水素エネルギーを活用する事業戦略を打ち出しました。さらにここにきて、ウクライナへのロシアの軍事侵攻という情況に直面した西欧諸国では、エネルギー安全保障という面でロシアへの過度のエネルギー依存からの転換が急速に進むと思われます。再生可能エネルギーへの傾斜は、水素によるエネルギー貯蔵の具体化を必然的に招来することになるでしょう。
弊社が発刊する「Power to Gas事例集成(Ⅳ)」は、スペイン、ポルトガル、フランス、イタリア、北欧、UAE、オマーンなどの中近東、ブラジルなどを対象としています。スペイン、ポルトガルはEUへのパイプラインによるグリーン水素の供給拠点として存在感を示し始めつつあります。中近東諸国は、石油に次ぐ資源として水素に注目しています。アフリカ諸国や東欧は豊富な再生可能エネルギーを武器に、安価な水素生産国としてその動向が注目されています。

本書の内容

【内容案内】
第1章 南欧P2Gプロジェクト事例集成 5
1.スペインP2Gプロジェクト 5
2.スペインのP2Gプロジェクト個票 8
(1)Iberdrola:「Fertiberia/Iberdrola – Palos de la Frontera」 8
(2)Iberdrola:「Foresa-Iberdrola Green Methanol」 10
(3)Enagas:「Algeciras Bay」プロジェクト 11
(4)Enagas:「Green Crane, Asturias Hub」プロジェクト 13
(5)Enagás:「Power to Green H2 Mallorca (GREEN HYSLAND) 」プロジェクト 15
(6)H2B2:「SoHyCal」プロジェクト 17
(7)Endesa 18
(8)Repsol:「H24All」プロジェクト 20
(9)Hysenciaプロジェクト 21
(10)HyDeal España プロジェクト(「HyDeal Ambition」の一部) 22
(11)HyDeal Ambitionプロジェクト 24
3.ポルトガルP2Gプロジェクト 27
4.ポルトガルのP2Gプロジェクト個票 29
(1)EDPRenováveis:「GreenH2Atlantic」プロジェクト 29
(2)Fusion Fuel Green:H2 HEVO Sinesプロジェクト 32
5.フランスP2Gプロジェクト 36
6.フランスのP2Gプロジェクト個票 39
(1)Engie:「HyGreen Provence」プロジェクト 39
(2)Engie:「H2V59」プロジェクト 41
(3)「H2V Normandy」プロジェクト 43
7.イタリアP2Gプロジェクト 45
8.イタリアのP2Gプロジェクト個票 46
(1)Enel:「Gela refinery」プロジェクト 46
(2)Enel:Taranto Sustainable Refinery 47
(3)SNAM:「Hydrogen trial in Dalmine steel mill」プロジェクト 48
(4)「IPCEI Green Crane, Italy Hubs」プロジェクト 49
(5)Hydrogenics:「IPCEI SilverFrog」プロジェクト 50

第2章 北欧P2Gプロジェクト事例集成 51
1.スウェーデンのP2Gプロジェクト 51
(1)「HYBRIT」プロジェクト 51
(2)「Liquid Wind, FlagshipONE」プロジェクト 53
(3)「Lysekil refinery phase1,phase2」プロジェクト 55
2.ノルウェーのP2Gプロジェクト 56
(1)Yaraのグリーンアンモニアプロジェクト 57
(2)「CRI project in Norway」プロジェクト 60
3. デンマークのP2Gプロジェクト 62
(1)「Green Fuels for Denmark – Phase1.2.3」プロジェクト 63
(2)「HySynergy, phase 1.2.3」プロジェクト 65
(3)「GreenHyScale」プロジェクト 67

第3章 その他の国々の大規模なP2Gプロジェクト 68
1.ブラジルのP2Gプロジェクト 68
(1)「Base One」プロジェクト 68
(2) その他 70
2.オマーンのP2Gプロジェクト 72
(1)Green Energy Oman (GEO)プロジェクト 72
(2)その他 72
3.サウジアラビアのP2Gプロジェクト 74
(1)「Helios Green Fuels Project」プロジェクト 74
4.UAEのP2Gプロジェクト 77
(1)「ADNOC-TAQA」プロジェクト 77
(2)「ENGIE-Masdar」プロジェクト 77
5.ギリシャのP2Gプロジェクト 78
(1)「White Dragon」プロジェクト 78
6.モロッコのP2Gプロジェクト 80
7.ナミビアのP2Gプロジェクト 82
8.カザフスタンのP2Gプロジェクト 85
9.その他のP2Gプロジェクト簡易リスト 87

Power to Gas(Ⅳ)プロジェクトサンプル

(1)Iberdrola:「Fertiberia/Iberdrola – Palos de la Frontera」

                  
①プロジェクトの概要
・プロジェクト名称 IberdrolaとFertiberiaのグリーン水素製造共同プロジェクト
・実施場所 カスティーリャ=ラ・マンチャ州のプエルトリャノ (Puertollano)
アンダルシア州のパロス・デ・ラ・フロンテーラ (Palos de la Frontera)
・参加企業、団体:
Fertiberia(肥料メーカー)
Iberdrola(電力会社)
・関連Webサイト:
⇒ https://www.iberdrola.com/press-room/news/detail/iberdrola-fertiberia-place-spain-forefront-green-hydrogen-europe-with-1-8-billion-investment-projected-2027 
⇒ https://www.enagas.es/enagas/en/Comunicacion/NotasPrensa/15_02_2022_NP_HyDeal_Espan%CC%83a 

②内容:
Iberdrolaと肥料・アンモニア製造Fertiberiaの共同プロジェクト。両社は、今後7年間で総額18億ユーロ(約2,178億円)を投資して、カスティーリャ=ラ・マンチャ州のプエルトリャノ (Puertollano)とアンダルシア州のパロス・デ・ラ・フロンテーラ (Palos de la Frontera) において、800MWのグリーン水素製造プラントを建設するプロジェクトを発表した。このプロジェクトは、スペイン政府が目標としている4GWのグリーン水素製造能力(2030年)の20%に相当する。IberdrolaとFertiberiaは現在、150百万ユーロ(約181億円)を投資して、100MWの太陽光発電、20MWhのリチウムイオン蓄電システム、20MWの水電解装置で構成される産業用グリーン水素コンプレックスをプエルトリャノに建設中で、2021年に稼働する。Fertiberiaは、年間20万トン生産される水素をアンモニア生産に利用して、天然ガスの使用量を10%削減する。両社は共同で、今後7年間で800MWのグリーン水素コンプレックスを計画している。

③主な構成機器の供給メーカー
水電解装置:NEL
型式:PEM
入力電力:20MW(2021年)⇒800MW(2027年:プエルトリャノとパロス・デ・ラ・フロンテーラ)
H2 ガス生産能力: 4,444Nm3/h (2021年)⇒1,777,776Nm3/h (2027年)

④本プロジェクトに関する主な報道
日時:2021年2月3日
内容:Nel Hydrogen Electrolyser、Iberdrola から 20MWPEM 電解プラントを受注
ノルウェーNel Hydrogen Electrolyser は、Iberdrola からスペインのグリーン肥料プロジェクト向けに 20MW の PEM 電解プラントを受注した。2021 年中に納入する。受注額は 1,350 万ユーロ(約 17 億円)。Iberdrola はプエルトラーノにおいて 100MW の太陽光発電ファーム、20MWh の蓄電池、20MW の電解装置を備えたグリーン水素製造プラントを建設中。
(ソース:Nel Hydrogen)
⇒ https://nelhydrogen.com/press-release/awarded-iberdrola-contract-for-20-mw-green-fertilizer-project-in-spain/#:~:text=Press%20Releases-,Awarded%20Iberdrola%20contract%20for%2020%20MW%20green%20fertilizer%20project%20in,green%20fertilizer%20project%20in%20Spain. 

日時:2020年7月24日
内容:Iberdrola、太陽光発電(100MW)の電力でグリーン水素を製造、アンモニアの原料として供給
Iberdrolaと世界有数の肥料メーカーFertiberiaは、150百万ユーロ(約195億円)を投資し、欧州最大の産業用グリーン水素製造プラントを建設する契約を締結した。Iberdrolaは、プエルトラーノ再生可能資源を100%使用したグリーン水素の製造工場を建設し、2021年に稼働させる予定。100MWの太陽光発電ファーム・20MWhのリチウムイオン蓄電システム、20MWの水電解水素製造システムで構成され、20万トン/年以上のグリーン水素の生産能力を有する。
(ソース:Iberdrola)
⇒ https://www.iberdrola.com/press-room/news/detail/iberdrola-fertiberia-launch-largest-plant-producing-green-hydrogen-industrial-europe 

日時:2020年10月28日
内容:IberdrolaとFertiberia、2027年までに800MWグリーン水素製造プラントを建設
Iberdrolaと肥料・アンモニア製造Fertiberiaは、今後7年間で総額18億ユーロ(約2,340億円)を投資して800MWのグリーン水素製造プラントを建設するプロジェクトを発表した。プロジェクトは、スペイン政府が目標としている4 GWのグリーン水素製造能力(2030年)の20%に相当する。
(ソース:Iberdrola)
⇒ https://www.iberdrola.com/press-room/news/detail/iberdrola-fertiberia-place-spain-forefront-green-hydrogen-europe-with-1-8-billion-investment-projected-2027